笹川本邸
現在は新潟市に合併された旧味方村に残る越後の豪農の館。長岡に残る長谷川邸(家)も武士が帰農して興したと云われているが、この笹川家も甲斐武田の流れを汲む武家の出身らしい。
豪農の館を訪ねると、新潟には少ない歴史を直接感じさせる建物として、豪華さ、大きさ、など表面的な物に眼が奪われてしまうが、この大きな建物や敷地の中で大勢の人が働き、暮らしていた様子を想像するとまた違った思いも生れる。

ひとつ ↓ のエントリでの新潟市の旧中心商店街(旧と云い切ってしまうのは忍びないが)上古町の風景は、笹川邸の佇まいと真逆の風景にも見えるが、かつて大勢の人で賑わいがあった場所という目で見ると同じ薫りがしてくる気がする。

e0082981_0354487.jpg

e0082981_0361693.jpg

e0082981_0362819.jpg

e0082981_0464142.jpg

e0082981_0365166.jpg

e0082981_037275.jpg

e0082981_0371462.jpg
                       〔 R-D1s | SUMMICRON 1:2/35 ・ GR DIGITAL II 〕
[PR]
by ara_umi | 2009-10-05 23:58 | 小さな旅 | Comments(4)
Commented by sa55z at 2009-10-06 09:11
前にもblogで書きましたが、坂東 真砂子の「山妣」と言う小説に、長岡からかなり山深い所に入った豪農が出てきます。旅回りの役者を毎年ある時期家に住まわせ、そこの女形と・・・と話は続きますが、その豪農が気になってしょうがありませんでした。
ここに具体的に見せて頂いていますが、自分の想像とずいぶん違っておりびっくりしております。
面白い記事をありがとうございました。
Commented by dramatic_camera at 2009-10-06 19:18
私などはその外観にびっくりすばかりで、なかなか当時の生活まで想像が及びません^^;
建物を見る視点も専門家とはかなり違うのでしょうね。
Commented by ara_umi at 2009-10-06 23:19
sa55z さん、こんばんは。

本を読まないワタシは「山妣」ももちろん読んでいませんが(粗筋はwebで読み
ました)、豪農というのは、小作人を使って農業を営みながら、農地開発をする
土木屋であり、物流を担う商社であったりもするようで、山中でも平坦で交通の
便のよいところでないと商売ができないようです。
長岡の旧長谷川邸は塚野山という天国のような里山にあり、是非一度訪ねてい
ただきたいところです! ちなみに三波春夫の出身地でもあります(笑)
Commented by ara_umi at 2009-10-06 23:25
dramatic_camera さん、こんばんは。

当時は格差社会…というより階級社会でしたでしょうから、旦那様から使用人の
子供まで絵に描いたような(?)ピラミッド社会が繰り広げられていたのだと思い
ます。 いまほど不公平感は持っていなかったとも思いますが…

ヘンな処に眼が行ってしまうのは、建物ばかりぢゃないようです(笑)
<< 水と土の芸術祭 #013 笑う時間 >>