ブログも始めたばかりだが、早くもネタに困る。exciteブログのトップページを見ると松本零士が腕時計のことを書いている。私もこれに乗ろう、といってもRICOHのGRブログではないのだから誰もトラックバックしてくれなどとは言っていない。
1969年7月16日、少年だった私は7月のはじめから風邪をこじらし高熱を出して学校を休んでいた(そのまま肺炎にかかってしまいその年の夏休みは全滅するのだが)。おかげで、世紀のイベント=人類初の月面着陸のほとんどのテレビ放送を見ることができた。時間は少したって1971年8月、ボーイスカウトの世界ジャンボリーが富士山麓、朝霧高原で開催された。私はそこでアポロ11号の二ール・アームストロング船長と握手をしている!(握手といっても池の鯉がエサに群がるがごとく子供たちが押し寄せ手を握ってもらった位のものであるが)
私が子供の頃オメガといえば高級舶来時計の代名詞だったし、初の月面着陸(ご丁寧に裏蓋に刻印までしてある)やアポロ13号の帰艦の危機を救ったとか数々の神話(個人的にも!)で飾られていて昔から欲しかった時計。
少しでもオタクの血が混じった人と時計の話をするときは「スピードマスターはやっぱり手巻き(プロフェショナル)だよ。」などといっぱしのことをしゃべったりしているが、少し古いオリジナルモデルなどが隣に来ると(幸いまだ無いが)とたんに肩身が狭くなる。