二人のフランク
「好きなボーカリストは」と聞かれれば、まずフランク・シナトラだ。自宅のCDの棚を見れば女性ボーカルのほうが多く揃っているようだが、ボーカルといえばシナトラの音楽がうかんでくる。

シナトラは私の父親よりも更に早く生まれているので、私にとって決してアイドルだった時期があった訳ではない。年頃になってJAZZなどを聴くようになり、だんだん粋でゴージャスな音楽も好きになっていった。私の少年時代は、洋楽が人気があった。しかも、レッド・ツェッペリンやCCRなどと一緒にアンディ・ウィリアムスやトム・ジョーンズがチャートインしてくるのでショービズ系のアーティストを受け入れる素養も持ち合わせることができた。

私がシナトラを尊敬する理由のひとつとして、ルイ・アームストロング、エルビス・プレスリー、レイ・チャールズやビートルズなどのポピュラー界の巨星たちもすごいが、それらの巨星たちには、物まねをするアーティストがいて、それらの人たちもそれなりの活躍をする場所が用意されているが、シナトラの場合(少なくても日本では)それがいなくてオンリーワン、まさに“ザ・ヴォイス”の座に君臨しているからである。(きっとラスベガス辺りでは酷いのがいると思うが)

話は変わるが、最近もう一人のフランク、フランク永井のCDを入手した。年をとるにつれてフランク永井のことも気になってきた。今回、初めて手に入れたフランク永井のCDは彼のヒット曲を集めたベスト盤ではない。「フランク永井/J-スタンダード名曲集」というもので、1960年代から1980年くらいまでの歌謡曲、演歌のヒット曲36曲を歌い上げたものである。

水原弘、坂本九、石原裕次郎、小林旭、渡哲也、杉良太郎、前川清・・・等の名曲をオーケストラのアレンジはほぼ原曲のイメージのまま“フランク永井の歌唱”を聴かせる。(昔の曲は皆3分少々なのでテンポよく唄がつながる)

やはり圧倒的に歌が上手い!正確な音程とテンポで次々と歌いつないでいく様は心地よい。正確な音程と書いたが、フランク永井は音節の最後を1/4~1/2音#させる(シャープ=音程を上ずらせる)。最近では細川たかしがこれ見よがしに#させているが、フランク永井のそれは上品で、低音の甘いムードだけでない彼の魅力の隠し味になっていると思う。

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今日はモノ撮り(still life)である。ちっち さんがモノ撮りをしていたので、私もトライ。これはオークション出品などで、何回かやっていることであるが、28mmでやろうとするとなかなか難しい。おまけに今日はCDケースやらピアノやら写りこみのするものばかりだ。

最初、部屋の蛍光灯をつけて手持ち(それでも1/10秒くらい)で試みたが、ピアノに派手に写りこみ断念。三脚を用意して白熱灯だけで撮影、WBはA、マクロでAFターゲットを使用した。
(54点=甘っ)
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by ara_umi | 2005-11-04 21:23 | 今日は音楽の話 | Comments(0)
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