ちょっと元気になりました“中越”
11月15日は、紀宮さまと黒田慶樹さんのご結婚の日だった。「おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。」しかし、この日の朝、北日本を中心に中規模の地震があり、私は内心「またか…」と暗い気持ちになった。

幸い地震の被害もなく、式が滞りなく行われたことで一安心したが、宮様と黒田さんは昨年の10月23日に起きた中越大地震によって、そのおめでたいご婚約の発表を先延ばしにされた経緯があるので、中越大地震を身近に経験したものにとっては、敏感になる。

震源地にあたる川口町を1年ぶりに訪ねる。前回はボランティアとしてだったが、今回は(毎日食べ物の話題で恥ずかしいが)ヤナ場で鮎を食べる事が目的である。

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ヤナとは川の中に策を作り“す”(竹で作った目のつんだスノコのようなもの)へ魚を追い込む仕掛けだが、川口地区には何箇所か観光ヤナ場がある。バス停の看板にある田麦山は昨年の地震では大被害にあった集落だし、このヤナ場も倒壊したように聞いていた。

関越道も長岡を過ぎると(東京方面)地震で痛んだ道路の本格復旧工事が始まっていて、片側一車線の走行である。川口ICで高速道を降りる、昨年は倒壊した家屋があちこちに見られたが、それらは跡形もなく片付けられており表向きは何もなかったようにも見える。(実際はいまだに1万人弱の人たちが仮設住宅での生活を余儀なくされているが)

川口ヤナ場(男山ヤナ場とも言う)の食堂、厨房棟はパイル杭で2階の高さに持ち上げられている木造平屋(?)建ての建物だ。そこから川の中ほどにある仕掛けまで、つり橋感覚の心もとない通路を通って行くと仕掛けがある。以前は仕掛けまで降りて行って、たまに揚がる魚を見ることができたが、今回は立ち入り禁止だった。建物まで戻り、まず厨房を覗く。

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いい匂いがして、大ぶりの鮎がいい具合に焼けている。今日はお客が少ないのか、以前来た時は炭火の廻りをぐるっと魚が囲んでいた気がしたが…

メニューに時価となっている“焼き鮎”を中心に“鯉のあらい”、“鮎めし”などを注文。アツアツの鮎は中骨を上手くはずすために腹の上から箸で軽く押して身をほぐすと、口と尻の串穴から湯気が勢いよく飛び出した。

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「うめぇ~っ!」言葉が出る。川の幸を充分に堪能した。お金も財布から勢いよく飛び出していった!?中越もだんだん元気を取り戻している。                           …が、

「時価はちょっぴり怖かった」
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by ara_umi | 2005-11-17 00:00 | 小さな旅 | Comments(0)
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