かつては日本の秋の風景は田の畦や道端に咲くススキが主役だったのだが、最近では晩秋になるとススキが原をドギツイ黄色のセイタカアワダチソウが侵食して風情がなくなってきている。(セイタカアワダチソウもそれだけを見ている分にはキレイなんですけど…)
ススキもコスモスもセイタカアワダチソウもその開花の直前まで茎や葉を目立たせずに成長するので、花が咲いてからその存在に気付かされる。
ススキは日本古来の在来種だが、コスモスやセイタカアワダチソウは移入種、特にセイタカアワダチソウの生命力・繁殖力は強靭で生態系の問題になってきている事は
去年も書いた。
しかし、ススキは開花の時期が長く、初秋のこの時期はススキだけが繁っている昔ながらの風景を楽しむことができる。 「みなさん、今だけですぞ~!」
普通にきれいだった
先日の台風通過直前の夕焼け、空が本当に赤く染まるのは陽が沈んでからという事をこのときはまだ思い出せずにいた。(普段、夕焼をゆっくり見るなどということは…)
〔 GR Digital スクウェアな画像は長手方向をトリミング 〕