「 さみだれを あつめて早し 最上川 」
ということで(?)山形いき二日目は、もはや五月雨が紅葉の季節になってしまったが、芭蕉も下った最上川の急流下り。平成の世では小一時間ほどの行程のちょうど中間地点にトイレ&補給休憩所あり(もちろん船会社の経営)。
乗船時には句の如く降っていた雨も船頭の予言通りすぐに上がったものの、川面を吹く秋風は少々冷たく体も冷える。そんな心理を見透かすかのように“鮎の塩焼き+ワンカップ熱燗(清酒最上川)”で750円也をほぼ全員が購入、酒を飲みたくない乗客は“芋煮鍋”あたりか…商売上手!!(笑)
〔 K100Ds / FA43mm F1.9 ・ GR DIGITAL II ・ R-D1s / Summicron 50mm F2 〕
最上川はかつて北前船の寄港地として栄えた街、酒田で日本海に注ぐ。
「 熱き日を 海に入レたり 最上川 」
最後の画は酒田で撮ったものではなく、後日新潟の海でゲットしたものですが、ま、気分ということで… Summicron 5cm 初夕陽