カテゴリ:小さな旅(奥の細道をゆく)( 18 )
羽黒山はパワースポット
肘折温泉で一泊した翌日は鶴岡市内の食堂を予約した正午まで時間に余裕がありそうだったので羽黒山に参詣。
宿の女将さんも「すごいパワースポットなのよ!」などと薦めてくれる。
でも、パワースポットなどと云われると急に幻滅して萎えてしまうオレって…(笑)

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〔 GXR | A12-28mm & 50mm 〕

 
山形路を走るとほとんどの都市が最上川沿いにあることに気付かされます。 と云うより、この一県一河の最上川沿いに都市が発達したのだろうと想像するほうが普通なのでしょう。そして松尾芭蕉も「おくのほそ道」の出羽の国ではほぼ最上川沿いに歩いています。

“奥の細道”と云うくらいなので東北地方(奥州)での旅記が多いのはあたりまえかもしれませんが、(芭蕉先生の機嫌が悪く?)越後路における記述が皆無に近いことを思うとうらやましいかぎりの、山形県内で立寄った先々での紀行文と、まるで、天の川のいて座周辺の星の賑やかさを観ているような名句の数々…(溜息)

「 有難や 雪をかほらす 南谷 」
 
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「 涼しさや ほの三か月の 羽黒山 」
「 語られぬ 湯殿にぬらす 袂哉 」
「 雲の峰 幾つ崩て 月の山 」

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by ara_umi | 2011-05-06 23:10 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(4)
ちょっと乙宝寺まで
正月3日目、1日は午後から初詣、その後ara_umi本家に親戚が集まり新年の宴。 昨日は箱根駅伝往路を観ながら(前日も実業団駅伝を観ていたが)年賀状書き。 食っちゃ寝生活3日目ともなるとさすがに何処かへ行きたくなるが、なんとなく街へは行きたくない気分(D和デパートがないせいだ)

「旅がいい!」 といきなり思考が飛躍したが何の準備もなしにいけるはずもなく、あれこれ思案して近場の「おくのほそ道」を辿る小さな旅へ…

弥彦は混みそうだし、出雲崎は少し遠い。 乙(きのと)なら無料の高速道路を走って40分ほどだ… ということで乙宝寺。

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〔 R-D1s | URTRON 28(42)mm F1.9 ・ GXR | A12 28mm 〕

「 うらやまし 浮世の北の 山桜 」

「おくのほそ道」の越後路で芭蕉も立寄った名刹、乙宝寺(おっぽうじ)。 三重の搭は芭蕉が参詣した当時から建っているもの。 境内には ↑ の句碑が建立されているいるけれど、ここで詠まれたものではないらしい。
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by ara_umi | 2011-01-03 23:58 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(0)
きらきらうえつ
今回のみちのく行で、とにかく、どうしても乗りたかった“きらきらうえつ”←全席指定の快速列車 …しかし何処から新潟まで走っているかも知らなかったのだけれど、この日は象潟からの延長運行日!何という幸運!!

乗るまで何も感じていなかったけれど、これは松尾芭蕉が奥の細道で越後新潟まで辿った道ではないか(もちろんJR東日本はそのことで運行計画をしているのだが) なにはともあれ、例によって酔いどれ旅の最終コーナーは素晴しい眺望、ステキな出会いの連続でいい旅の締めくくり(満足)

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〔 GXR | A12 GR 50mm F2.5 MACRO / S10 24-72mm 2.5-4.4 VC 〕

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by ara_umi | 2010-10-17 23:57 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(4)
干潟は消え失せても

「 象潟や 雨に西施が ねぶの花 」

芭蕉が「おくのほそ道」でこの地を訪れたときは、象潟は砂洲が伸びた大きな潟に九十九島が浮かぶ、それは風光明媚なところだったのだそうな… いまから200年ほど前の大地震で潟は隆起してしまい現在のように水田に名残りの島が浮かぶ景色に代わってしまったが、時間調整で立寄った道の駅「ねむの里」の6階にある四方をガラスで囲んだ展望台のではガラスの反射で背面の海が水田に映り、まるでかつての潟が再現したように…

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〔 GXR | A12 GR 50mm F2.5 MACRO / S10 24-72mm 2.5-4.4 VC 〕

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by ara_umi | 2010-10-16 23:38 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(0)
おきゃん
ブログのタイトルが『おれのほそ道』だったり、→の説明欄に松尾芭蕉のイメージがあったりと、『おくのほそ道』を意識した構成に見えるが、『おくのほそ道』のことを深く研究したりしているわけではない。 芭蕉が「片雲の風にさそはれて、漂泊のおもひやまず…」と旅に憧れていた気持ちに、なんとなく憧れているような、解からないながらも解かったような気分になっているという感じ(笑)

仕事で訪れた深川で、帰りの新幹線まで少々時間があったので少し歩く。 深川については何にも知らない、司馬遼太郎『街道をゆく36』[本所深川散歩/神田界隈]では、深川芸者のイントロダクションから紀文が男を揚げた木場の由来や、噺家のことや江戸人情話が紹介されていたが、芭蕉が『おくのほそ道』へ旅立つに当たり 「 草の戸も 住替る代ぞ 雛の家 」 と詠み庵の柱に懸け置いた芭蕉庵の事は記述がなかった。

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                           〔 GXR | S10 24-72mm 〕

木場から清澄方面に歩き出して、ほんの少しだけ東京スカイツリー(この日は東京タワーの高さを抜いた記念日だった)の頭が観えたことが不味かった(?) 芭蕉記念館の看板を横目に「もう少し歩けばスカイツリーがよく見えるところまで辿り着けるのでは?」という想いのほうが勝ってしまい、どんどん北上(もちろん正確な位置関係は解かっていない(笑))、結局錦糸町まで歩いた(!)ところでタイムアップ。 夕方からN潟で会議が入っていたので鉄路の人に…

“おきゃん”という言葉は(当時男しか着なかった)羽織を着ていた深川芸者のようすをさすのだそうで、そんな木場(当時の巨大資本、材木問屋街)で働く気風のよさがうりのおきゃん達の色街の痕跡を探して歩くつもりだったのだけれど、マンションと印刷所、製本所ばかりが目立つ新しい街並みしか目に入らなかった。 

そういえば、深川は東京大空襲で最初に焼夷弾が落とされた街で、戦後一面の焼け野原から復興した街だった…
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by ara_umi | 2010-04-04 23:23 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(0)
芭蕉堂
ここは、子供の頃の遊び場だった。 メインは缶蹴りオニ、雪が積もればスキーもした。 新潟縣護國神社の広大な境内の中には様々な碑が建っていて(護國神社という性格上、戦没慰霊がもっとも多い)子供の頃の自分にはそれぞれの碑のもつ意味もよく判らなかったが、この「芭蕉」という文字は潜在意識の中では印象的に眠っていた。

“堂”といっても、内部があるわけではないらしいが、天然スレート葺きの屋根と花崗岩張りの外壁でできたシンプルな外観は、大人になって改めて観ると素晴しくセンスがいいことに気付く。

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                              〔 GXR | A12 ・ GR DIGITAL II 〕

GXRを手に入れてからGR DIIはお蔵入りをしてしまい、半月ぶりに光が通る。この日はA12と2台体制だったが、これもまたよい!↓ ではGXR用にAPS-Cの28mmカメラユニットを…というようなことを書いたが、それだといちいちユニット交換をしなくてはならない。 GR DIIIとA12(50mm)のコンビでOKなのかもしれない。
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by ara_umi | 2010-01-06 22:22 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(2)
漆掻きの里
「蚤虱 馬の尿する 枕もと」(のみしらみ むまのばりする まくらもと) と『おくのほそ道』で松尾芭蕉が詠んだのは、鳴子(宮城県)から境田(山形県)に抜ける尿前の関(しとまえのせき)あたりでのことらしいが、この日業界団体のある調査隊に混じって、やはり『おくのほそ道』で芭蕉が通ったであろう越後村上の手前の猿沢という集落でのある民家の調査に向かう途中見つけた、廃屋に打ち付けられた使い古しの馬蹄のフックが妙に気になる。

この日調査に伺った、昭和15年にあった集落の大火のあと建てられたというその古民家にもかつては母屋の中に厩(うまや)があり、人と家畜が一緒に寝起きをしていたという。しかも小便所はその厩の中にあったとか(厩と厠は字が似ている…当時の農家の大便所は屋外)。

この集落の調査に行くと聞いて、『おくのほそ道』のことはまったく意識になかったが、帰ってきてブログで取り上げるときに蹄鉄と、厩と、芭蕉が繋がったようで嬉しかった。 我が家にある『おくのほそ道をゆく』(写真・植田正治 文・黒田杏子)という本の中で植田正治が「蚤虱… 」の句の場面で選んだ写真が朽ち果てた塗り壁の画だったことも壺!

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                     〔 GR DIGITAL II ・ R-D1s / ULTRON 28mm F1.9 AL 〕
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by ara_umi | 2009-09-17 23:45 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(4)
Tell The Truth
20:00からのNHK hi プレミアム・ライブ「クロスロードライブ2007」を堪能!このプログラムがあることを知らずにチャンネルをガチャガチャ廻してしたら(何時のTVぢゃ!?)偶然エリック・クラプトンの顔を発見!クリス・ペプラーの解説の間にHDD録画のセッティング(ぎりぎりセーフ!)
キラ星の如くのオールスター・セッションのあと、後半30分のECのセットのオープニングは2006/7年のWORLD TOUR=日本公演で自分が観た日のオープニングと一緒!しかもフロントの3ギターも一緒!!大感動!!!

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                       〔 GR DIGITAL II ・ K100D super / FA43mm F1.9 Limited 〕

             写真は、ECとはまったく無縁に9月の北陸行きの際に、芭蕉も立寄った那谷寺[なたでら]で撮ったもの。

               奇石さまざまに、古松植ならべて、萱ぶきの小堂、岩の上に造りかけて、殊勝の土地也。

                          「 石山の 石より白し 秋の風 」


             と詠まれた奇石も300年後に宇宙のマフィア“ジャバ・ザ・ハット”さまになろうとは…(笑)
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by ara_umi | 2008-12-05 23:59 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(4)
CRY ME A RIVER
   「 さみだれを あつめて早し 最上川 」

ということで(?)山形いき二日目は、もはや五月雨が紅葉の季節になってしまったが、芭蕉も下った最上川の急流下り。平成の世では小一時間ほどの行程のちょうど中間地点にトイレ&補給休憩所あり(もちろん船会社の経営)。
乗船時には句の如く降っていた雨も船頭の予言通りすぐに上がったものの、川面を吹く秋風は少々冷たく体も冷える。そんな心理を見透かすかのように“鮎の塩焼き+ワンカップ熱燗(清酒最上川)”で750円也をほぼ全員が購入、酒を飲みたくない乗客は“芋煮鍋”あたりか…商売上手!!(笑)


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             〔  K100Ds / FA43mm F1.9 ・ GR DIGITAL II ・ R-D1s / Summicron 50mm F2 〕

                  最上川はかつて北前船の寄港地として栄えた街、酒田で日本海に注ぐ。

                            「 熱き日を 海に入レたり 最上川 」

最後の画は酒田で撮ったものではなく、後日新潟の海でゲットしたものですが、ま、気分ということで… Summicron 5cm 初夕陽
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by ara_umi | 2008-11-04 23:52 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(2)
Sound of Silence
「 閑けさや 岩にしみ入 蝉の声 」 と芭蕉が詠んだ山寺(立石寺)に近い山形県天童市にある天童オルゴール博物館。ここを訪れたのは2度目であったが本物のオルゴールは相変わらずのこころよい響き。

芭蕉は山寺のまえに尾花沢で 「 まゆはきを 俤(おもかげ)にして 紅粉(べに)の花 」 という句も残している。まゆはきとは“眉掃き”と書き化粧の道具、そして芭蕉が旅した季節にそこで一面に咲いていたはずの紅花は、ここ最上地方の名産品。

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                      〔 GR DIGITAL II ・ K100D super / FA43mm F1.9 〕

オルゴールの音色も良かったが、オルゴールを衰退させる原因になったモノというふうに紹介された蓄音機でかかった美空ひばりの「お祭マンボ」のSP盤にはぶっ飛ぶ!古いレコード、古いプレーヤーなのに、そこに美空ひばりがいるのではないかと思える臨場感、超アナログ力!そのあとで別室にてパイオニア製最新オーディオ(といってもアナログ盤でしたが)で聴いた「川の流れのように」はうるさいだけだった(ように聴こえた)
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by ara_umi | 2008-10-28 23:31 | 小さな旅(奥の細道をゆく) | Comments(6)