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ちょうど先週の今日、村上での屏風まつりの余韻に浸りながら家へ帰る車のハンドルを握って
いた。先週は秋晴れの日が続いていたが、この日もいい天気、村上の町屋を訪ねた先々でも
「今日はいい屏風まつり日和ですね」が決まり文句になっていた。

村上には瀬波温泉という海岸に面した温泉地があり夕日がきれいに日本海に沈むことでも有名。
秋分の日没は5時20分頃、ちょうどその時間に瀬波海岸を通過、変わりゆく空の色を見ながら
海岸の駐車場へ車のノーズを滑りこます。←80年代青春小説的表現(笑)



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              「 … 」 く~っ、なんていいショットなんだ!! …って、縦位置で撮っている場合じゃないだろ!!
              と、思っても後の祭り…(涙) これはカレンダーコンテストに使えるシーンだった…
                                                              …はず(涙々)



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                                     〔 GR Digital 〕

               この写真には、ぽっかりと浮かんだ雲が印象的という表の意味と、上の写真の二人は決して
               ara_umiの連れではありませんという裏の意味が含まれています(過剰被害妄想(笑))
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by ara_umi | 2006-09-30 22:40 | 小さな旅(ワタシの城下町) | Comments(6)
村上 屏風まつり 其の五
屏風まつりネタも本日で千秋楽。

今日の屏風は昨日の九重園と店を並べる小さな茶舗 松本園。
みやびを感じさせる九重園の店構えとは違い昔ながらの店構えの松本園、しかし2日目に紹介
した早撰堂などは昭和モダン調だった店構えを松本園のようにリ・オールド(?)している例を見
ると、時代がまた松本園に追いついてきた…という感じ(笑)

店の中をよく見ると、無駄の無い商品配置に自店で扱う茶に対する自信とこだわりが窺える。

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                 〔 GR Digital 〕

こちらの自慢の屏風は唐の詩人、李白の漢詩の書。わかりやすい書体で書かれているために
親しみもわく。最初、客はカメラオヤジ然とした私ひとりだったが書についての説明が始まる…
「困ったな…」と思いながらも聞いていると、二行目に百代の過客(はくだいのくゎくゎく)の文字が…
百代の過客 といえば、当ブログのバイブル(いつから?)奥の細道の冒頭の言葉ではないか!!


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松尾芭蕉もかの時代の詩人、李白や杜甫に憧れを持っていたようだという説明とともに、これだ
けは覚えて帰った“李白”と“百代の過客”でググってみると「春夜宴桃李園序」という詩であるこ
とが判明、奥の細道の序文もここから来ているらしい。

この家のご隠居さんも一生懸命説明してくださるのだが最後のほうは頭に入らず(修行が足りん!)
私の後で入ってきたやや年配のグループにバトンタッチ(笑)


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           〔 D100 / 12-24mm F4 〕

「今度来るときはもう少し漢詩の素養も身に着けてから来ますからね…」

古典の授業で杜甫や李白のさわりを習い(まったく覚えていませんが)、奥の細道を学んだころ
に感じた古のものに対するロマンだけは今も体のどこかに残っている。今から300年前を生き
た芭蕉も更に1000年前を生きた杜甫や李白や彼らの漂泊の旅に相当な憧れを抱いていたら
しい。

    「国敗れて 山河あり …  かぁ~」
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by ara_umi | 2006-09-29 22:45 | 小さな旅(ワタシの城下町) | Comments(2)
村上 屏風まつり 其の四
秋分の日の2時間ほどの滞在でのネタで、今週は屏風まつりウィーク。
今日は北限の茶所村上の茶舗 九重園。

現代和風の洗練された店を通り、奥へ入るとやはり町屋造りになっていて土間のたたきがつづ
く、ただしこの店は間口も広く取ってありたたきの両側に座敷が取り付いている。
城下町村上は菓子舗や茶舗も多く、かつての城主が茶道の文化を大切にしてきたことがしのば
れる。越後の国の小さな藩ではよく言えば質実剛健、見たままに云えば貧乏な藩も多かったは
ず、北国にあってみやびな香りの残る小都市だ。

ちなみにara_umi的にはこの店に入ったときにチラとだけお顔を見せていたこの店の女将さん
の美しさが一番心に残った(笑) ←こればっか…

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                       〔 GR Digital 〕

流石に老舗茶舗という演出。
町屋の常でここも薄暗く、人工照明の色かぶりがあったほうが雰囲気が出そうなのだが、屏風
の下地に使ってある金銀色の華やかさを出したくて、カメラのWBをいつもの屋外のほかにオー
トでも撮映、今回はそちらをUP。
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by ara_umi | 2006-09-28 22:32 | 小さな旅(ワタシの城下町) | Comments(2)
村上 屏風まつり 其の参
今日も屏風まつり、今日の屏風は鮮魚店、その名も うおや。

ここは昔ながらの町屋ではない、明るく清潔な鮮魚店の店舗内である。その割りに露出が暗く
いいムード(?)が出てしまった(笑)
江戸末期の狩野派の画家の作品との説明があった。ここは、店舗の壁面に屏風を壁画風に貼
りつけてある。屏風の下には螺鈿も鮮やかな置き地袋(?)=ようは飾り棚が置いてあり、明るい
室内、華麗な狩野派の画風とも相まって華やかな雰囲気。

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             〔 D100 / 12-24mm F4 〕

うおや さんのメインテーマは当時のエキゾチック文化としての支那なのだろう(上2枚)、飾り棚
の上に置かれた置物も屏風の画とマッチしている。
店の入口に近いコーナーは和風の展示もある(3枚目)、おなじみ二宮尊徳像。バックの屏風は
勧進帳か…


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                        〔 GR Digital 〕

ここまで来て再び云うことを聞かなくなって近いところにしかピントの合わなくなったGR Dで上
の画をクローズアップ。

この日は夕方の散策だったためこの店に辿り着いたときは閉店の片付けの最中だったが、入口
のガラス越しに中を眺めていたら店の人が目ざとく私を見つけ、中に引き入れてくれお茶まで
出してくれた。 「謝謝!」
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by ara_umi | 2006-09-27 22:40 | 小さな旅(ワタシの城下町) | Comments(2)
村上 屏風まつり 其の弐
昨日のつづき、今日の屏風は和菓子舗 早撰堂。

数年前に店舗を昔ながらのレトロ調に戻すリニューアルならぬリ・オールド(?)して古い町屋の
街並再生に一役かっている。町屋造りは店舗から奥へたたきと呼ばれる土間が続き、たたきと
平行して座敷なども並ぶ。店の奥はおおむね日当たりが悪いため、たたきの天井は吹き抜けに
なっていてそこに設けられた天窓から薄明かりが差し込むのが恒。
昨日紹介した喜っ川はたたきが鮭を吊るす作業場になっていたために広々とした空間から座敷
を眺める事ができたが、ここ早撰堂は一般的な町屋造りなのでこじんまりとした空間から座敷
の小宇宙の広がり(奥行き)を楽しむ事ができる。

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大体どの店でも引退した(?)ご当主=ご隠居さんが待ち構えていて、自慢の屏風や道具の説
明をしてくれる。この立派な書は江戸時代末期に出羽三山で修行中の修験者(山伏)が当家に
逗留したときに宿代の代わりに書き置いた書を表装したものとか。見えている屏風は二種類の
書体で書いてあるが、こちら側の屏風は六種類のそれぞれに違う書体で書かれてあり、(もちろ
ん一人の書)また違う雰囲気。

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                        〔 GR Digital 〕

中央に飾られている菓子はこの家で作られている菓子。右側に置いてある朱塗りの硯箱や筆
箱などは当地村上の伝統工芸、村上堆朱(彫りも美しい漆器)。

この週末に、近くにしか焦点が合わなくなったGR Dだったが、もしやと思い鏡胴をさすったら(笑)
このときは大体云うことを聞いてくれた(笑)。しかし、この状態では修理に出せないのでは…
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by ara_umi | 2006-09-26 22:16 | 小さな旅(ワタシの城下町) | Comments(2)
村上 屏風まつり 其の壱
城下町 村上 町屋の屏風まつり へ行く。
といっても一時間半程街を散策しただけで、とてもその時間では自慢の屏風を展示している
60軒の町屋すべてを見て歩くわけにはいかない。しかも有名処は毎年見たいので新規開拓
は遅々として進まない(笑)
まず、この町おこし運動の中心的存在(だと思う)村上名物珍味“酒びたし”を作っている老舗
喜っ川の屏風と道具類を拝見。酒びたしとは、この地方で獲れる鮭を燻製にして薄くスライス
して地酒(←これ大事)にひたして食べる酒の肴。

町屋は見学し放題、写真も撮り放題(三脚不使用などマナーは厳守ですぞ)なのが嬉しい。

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                  〔 D100 / 12-24mm F4 〕

            屏風は見事、酒びたしは美味しいし、女将さんも美しい(うっとり)


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                〔 GR Digital 〕

「ワシが酒びたしの鮭じゃ、本当に美味しいのでトラックバック企画「美味しいもの」に参加じゃ(笑)」
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by ara_umi | 2006-09-25 22:03 | 小さな旅(ワタシの城下町) | Comments(2)
ちょうど一年たちました記念(たまごご飯)
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也… と、はじめたこのブログも今日でちょうど一年が経過する。三日坊主で終わらなかった事は大したものだが、このエネルギーを他に使っていれば…とも思う(笑)

ということで、一周年記念エントリ(?)は“たまごご飯”(笑)←何も考えていなかった

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昨日、家からもやや近い近郊の農家が獲れたての作物を直売するマーケット“とよさか元気村”で仕入れてきた今年の新米と、目に留まったらどうしても試したくなった“卵かけご飯専用卵”

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                       卵かけご飯専用卵と

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                 炊き立ての新米を、まぜまぜすれば…





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           おいしいたまごご飯の出来上がりぃ~  「バカ旨っ!」
 
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           〔 GR Digital (最近マクロ専用機になってしまった(涙)) 〕

                    あつあつの鯨の味噌汁付!!


             
              トラックバック企画「美味しいもの」に参加します
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by ara_umi | 2006-09-24 13:14 | 小さな旅 | Comments(12)
夏と冬の曲がり目の日に
9月23日 秋分の日 快晴

朝一番     近郊の農家が直売をするマーケットまで買出し。新米、野菜など仕入れる(安)
朝二番(?)  墓参りのあと、実家へ立ち寄り仏壇参り。
昼過ぎ     NHK BShiで放送の「拓郎&かぐや姫 つま恋2006」を録画(我家のVTR(←
         今だに)はハイビジョン放送のチューナーを搭載していないのでTVからのライン
          録画でGコードが使えない)
2時過ぎ    村上市で行なわれている「町屋の屏風まつり」を観るために出発。
5時30分頃  村上からの帰路、瀬波温泉の海岸できれいな夕日に遭遇、しばし見とれる。
6時少し前   車中から家に6時から再開される「拓郎&かぐや姫 つま恋2006」の放送の録
          画を頼む。

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車中、録画に失敗しているのでは…という一抹の不安は現実のものになったが…
家に着くと「お彼岸と」だからということなのか、実家より寿司折届く「感謝、感謝、感謝」
皿に盛り変えて1枚(笑)

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              〔 GR Digital (マクロなら焦点が合います(涙)) 〕

村上で仕入れてきた銘酒“〆張鶴”純米酒を取り出し一献、久々に会津塗りの杯で…
あっという間に飲み干す(笑)


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by ara_umi | 2006-09-23 23:59 | 小さな旅 | Comments(0)
雨あがりの夜空に
新潟市美術館で『ポーランド写真の100年展』を鑑賞。
当然に館内は撮影禁止、記念に外観を撮影(笑)

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家で画像をチェック、「ん~??」どの写真もピントが合っていない!!まさに“外的焦点之山”(※)
まさか写真展の印象をGR Digitalが感じ取った訳でもあるまいに(笑)←いい写真もありましたよ、何枚かは…(汗)
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                     〔 GR Digital 無修正 〕

♪ どうしたんだ Hey Hey Hey ♪…と、

慌てて家の内外で試し撮りをするも、マクロ撮影以外はピントが合わない事が判明!!!!
密かに狙っている(笑)あのコンテストの写真はどーするのじゃ~ぁ…orz

     ♪  そりゃひどい乗り方したこともあった

         だけどそんな時にもおまえはシッカリ…

         こんな夜におまえに乗れないなんて

         こんな夜に発車できないなんて     ♪♪


外的焦点之山 : 外と的の間にレ点を入れて [まとはずれしょうてんのやま] と読む。
             価格.COMでのHN“アウトフォーカスずヒル”がニコンのオンラインアルバ
             ムのHNとして登録できなかったためにつけられた名前(笑)
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by ara_umi | 2006-09-22 11:59 | 小さな旅 | Comments(2)
アカルイ黄昏
かつては日本の秋の風景は田の畦や道端に咲くススキが主役だったのだが、最近では晩秋になるとススキが原をドギツイ黄色のセイタカアワダチソウが侵食して風情がなくなってきている。(セイタカアワダチソウもそれだけを見ている分にはキレイなんですけど…)
ススキもコスモスもセイタカアワダチソウもその開花の直前まで茎や葉を目立たせずに成長するので、花が咲いてからその存在に気付かされる。
ススキは日本古来の在来種だが、コスモスやセイタカアワダチソウは移入種、特にセイタカアワダチソウの生命力・繁殖力は強靭で生態系の問題になってきている事は去年も書いた

しかし、ススキは開花の時期が長く、初秋のこの時期はススキだけが繁っている昔ながらの風景を楽しむことができる。        「みなさん、今だけですぞ~!」

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普通にきれいだった先日の台風通過直前の夕焼け、空が本当に赤く染まるのは陽が沈んでからという事をこのときはまだ思い出せずにいた。(普段、夕焼をゆっくり見るなどということは…)

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            〔 GR Digital スクウェアな画像は長手方向をトリミング 〕
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by ara_umi | 2006-09-21 23:31 | 小さな旅 | Comments(0)