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E・クラプトンへの道
家の近くにE・クラプトン ガレージという駐車場がある。なんのへんてつもないただの青空駐車場で、看板にE・クラプトン ガレージと書いてあるだけである。最初にそのガレージを見つけたのは、何年か前のアンプラグドのMTV出演で再ブレイクする前のちょっと中だるみの時期だったと記憶しているが、この駐車場のオーナーは熱狂的なクラプトンのファンなのだろう。

私が若い頃からエリック・クラプトンはカッコよかった。最初のクラプトン体験はバングラデシュ・コンサートの映画だったと思う。ジョージ・ハリスンとの競演シーンでギターのネックに吸いかけのタバコを刺しながら演奏していたシーンが記憶に残っている(本当はうろ覚え)。今も、またカッコいい。ジローラモかクラプトンかというくらい(?)オヤジかっこよさがある。

エリック・クラプトンが在籍していた伝説のバンド(ロックシーンも伝説だらけだ)クリームのことはよく知らなかった。当時の興味はグループサウンズだったりモンキーズだったりした。そのあとはハードロックよりはポップスやフォークソングに興味が移っていった。

先日、そのクリームが今年の5月にロンドンで復活ライブを行ったときのCD「クリーム/リユニオン・ライブ05」を購入し、いたく感動した!リアルタイムで聴いていなくても、60年代ロックはロッククラシックとして21世紀の若者や60年代の少年(だったオヤジ)たちの中でも熟成している。

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私の中でその熟成の酵母になったものは「王様」だ。昨年、六本木で偶然ライブをみつけ、その後地元でも何回かミニライブがあり、「追っかけ」をしてしまった。上の写真はそのときに撮りためた映像、音声などをDVDにまとめた”秘蔵!海賊盤”のジャケットである。

王様はすごいギターテクニックの持ち主でありながら、宴会芸のレベル(王様ゴメン)に分りやすく、楽しく引き下げてロッククラシックを伝導している。今年も地元のイベントに2デイス4ステージのライブがあったので毎日通ってしまった。

リユニオン・ライブの中ではDisc1の11曲目Stormy Mondayがよかった。白熱のギタープレイに、不覚にも涙腺が緩んでしまった。やっぱり”王様”より”神様”のほうが、ちょっとギターが上手かった。
by ara_umi | 2005-10-17 22:58 | 今日は音楽の話 | Comments(0)
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