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Born To Be Me
思い出したように探したのだけれど、見つけられないでいたVHSのビデオテープが、昨日部屋の隅の段ボールの中から出土(笑) 昔のビデオテープは結構何回かに分けて処分される時期があり、もう何を残して何を捨てたのかと云うことも覚えていないし、たぶん数百本も録画をしては捨てるという無駄な行為を繰り返してきたテープも、もう数本の最重要テープ以外は保存されていないはず。

その数本のテープの残された棚を覘いてもそのテープはなかったのできっと捨てたのだろうとあきらめていた。 最近になって別の整理で部屋を片付けていたらビデオテープが12本ほど入ったダンボールを発見、そこに(1989年)NHKショータイム トム・ジョーンズ『Born To Be Me』と書かれたテープはあった。

トム・ジョーンズがデビューして世界中でヒットを飛ばしていた6〜70年代はしっかりとリアルタイムで聞いていたと云う思いはないけれど、その頃にTVで観た『トム・ジョーンズ・ショー』からは、ある種のいかがわしさとパワフルさを同時に感じ、早くもara_umi少年のココロの中には(大人になって役立つことになる?)TJ菌がしっかりと入り込んでいたのだろう(笑)

ある程度大人になるとレコード店などで、ワゴンに入った千円くらいのベスト盤集(当然カセットテープですね)のなかでTJを見つけ、クルマの中でかつてのヒット曲を聞いていたくらいだったが、忘れた頃に(実は95年に来日公演をしている)NHKの番組で、懐かしく動くTJ様を観たものでした。 ...もう、その放送からも20年以上たっている!

その後、96年『快楽天国』、99年『RELORD』と、しっかりおじさんになっていたTJは「オレはまだ、全然ムカシの人じゃないんだぜ」的なアルバムを発表しながら健在さを世界に示していますが、ワタシもTJのファンになって30年くらいたってやっとリアルタイムで新作のCDを買えるファンになったのでしたとさ(笑) 『快楽天国』では「恋はメキメキ」(If I Only Knew)と云う楽曲のいかがわしさ(?)からか、みうらじゅんがTJのファンでもないくせに的外れなライナーを書いていることが今でもユルセナイ!

だいたい、TJは“そこ”ばかりが強調されて間違った認識を持つ日本人が多いのだけれど、その部分とは別に、正確なピッチとリズムというシンガーにとっての基本と、圧倒的な音量、音圧、猛獣のような(?)美声、そしてルチアーノ・パバロッティもかくやと云うハイC(ツェー)ヴォイスの持ち主で、歌手としての素晴しさの部分へのリスペクトが足りないのですよ… ま、それだけではワタシもこんなにファンになったりしていませんがね(笑)

今月になってまたしてもTJのベストCD(UK盤で2枚組1457円、エアメールなのに送料も340円!というのがよかった)を仕入れてしまい、何度目かのTJまつりの真っ最中(爆)

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〔 R-D1s | URTLON 28mm F1.9 / GXR | A12 28mm F2.5 〕


このビデオテープのトム・ジョーンズのプログラムのあとに残されていたプログラムがまた感涙もので、同じくNHKショータイムからステファン・グラッペリとジョージ・シアリング2本立て!
当時81歳のステファン・グラッペリ翁の初来日公演のライブセッションだった。これは今度ウィスキーをなめながらじっくりと観なくては...
by ara_umi | 2011-06-29 23:07 | 今日は音楽の話 | Comments(4)
Commented by sa55z at 2011-06-30 06:42
TJはエッチです。
その腰の動かしに、UKやUSのおばちゃまたちは熱狂したのでありますね。
あのように露骨に喜ぶ西洋おばちゃんを羨ましく、また、完全に異文化として違和感もありました。
プリンスのKISSのカバーから再復活と認識しますが、今でも最先端のいいビートですよね。
Commented by ara_umi at 2011-06-30 08:14
sa55z さん、おはようございます。

アノ腰の振り方は日本人の骨格構成では到底ムリでしょう!
当初ファンが差し出すハンカチに汗を付けて返していたのに、
あるとき一人のご夫人が履いていた下着を差し出してからコンサートでは
下着が乱舞するようになったとか… やりたい放題なところも痺れます(笑)

Kiss以降はセーラ・ロウエルを知らない世代の方に人気がありますね!
ワタシもUKまで追っかけに行きたいです(笑)
Commented by nakky85 at 2011-06-30 09:47
街路樹がほどよく濡れて、気持ちよさそうですね。
Commented by ara_umi at 2011-06-30 23:30
nakky85 さん、こんばんは。

そうでしょう...
まさに、Green Green Grass Of "Town" と云う感じでしょうか(笑)
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