昨日は、せっかくGR Dが手元に届いても雨で自宅待機状態だったが、昼過ぎより低気圧が移動し日が差してきたのでGR Dとワイコンを小さなカメラバッグに詰め込んで出動。今日は
例の田中長徳の写真集『ウィーン・ニューヨーク・新潟』の場面のトレースをしよう。
普段は構図を慎重に決めたりしないので、すでに見本がある写真を撮る行為も新鮮だ。23日のブログの中にある”武装モード”での出動だが、ネックストラップを首に突っ張らせて三脚穴にねじ込んだグリップをつかむと、なかなかいい感じで小さなカメラを固定できる。
どこかで、ネックストラップを使った手ぶれ防止のテクニックの紹介があったが、これはオスカー・バルナックが最初に作ったカメラの撮影方法であったように思う。21世紀に再びこの撮影スタイルを復活させるとは、恐るべしバルナックである。

写真集は街の鳥瞰からはじまっている。市街地の中心にある100m高さまであがるタワーからの撮影だが、このタワーの観覧席は結構な速さで絶えず回転している(しかも短時間で下降する)ので、構図を撮ることもなかなか難しいが、それなりのシャッタースピードがないとぶれる。
夕闇が迫る中で強行したおかげで馬脚が表れブレ写真を量産してしまった。リベンジを誓う!?
『ウィーン・ニューヨーク・新潟』を持っている人には、時間経過の比較という意味では見る意味があるかもしれないが、もっていない人にはまったく無意味なオンラインアルバム
『おいかけて新潟』を恥を忍んでUPする。田中氏はプロなので写真に語らせているが、未熟な私は、さらに拙いコメントをつけて旅日記としたい。