シネ・ウインドで21日まで上映中の『黒部の太陽』を観る。
ノーカット完全版は3時間15分もあり、途中10分間のインターミッションをはさみながら
=しかし、映画館のシートの出来が悪くて最後はお尻の痛さに耐えながら=感涙に浸る(笑)
主演の三船敏郎・石原裕次郎というビッグネームにも負けないオールスターキャストの
脇役陣に配慮したのか、タイトルロールの出演者の配列がアイウエオ順と云うところが泣かせた。
裕次郎登場のシーンで「裕ちゃん!」とか声が掛かるのかと期待していたのですが、無言...
最後も拍手が沸くのかと思ったら、それもなし。
映画館に脚を運ぶことの無いワタシがとやかく云うのもなんですけどね...
〔 GXR MOUNT A12 || UWH 12/5.6 | Summicron 50/2 | Elmarit 90/2.8 〕
冒頭、三船敏郎の家で土建屋(今はゼネコン)の加藤武が娘の樫山文枝に縁談を持ちかけるシーンでは、
旧家の和室に母親の高峰美枝子と娘の川口晶、加藤がそろい、まるで『あの映画』を連想させて
軽いデジャブに陥り...(笑)