頚椎ヘルニアになってしまうと、特に肩や首の痛いときは、枕の高さは重要だ。ヘルニアの患者が集うBBSを覗いても、高いほうがいい人や、タオルを折っただけという人もいて千差万別である。私の場合肩から腕にかけてとても痛かった最初の数週間は、枕の高さを探す日々でもあった。
上を向くと痛い症状なのだから、高い枕のほうがよさそうな気がするが、そうでもなかった。(だいたいあの頃は、起きているよりも寝付くまでの、横になっている時間が一番つらかった)毎日枕の高さを変えていろいろ試したが、結局健常時の高さに落ち着いてしまった。
ヘルニアの症状が出たのは今年の7月だが、昨年(2004年)一月にそれまで使っていた枕が急に合わない気がして通販でいわゆるメディカルピローを購入していた。ソニー・ファミリークラブの通販で買ったアジャスタブル・ドクター(TM)ピローという物で高さを調節する2枚のパッドが付いていて、10通りのポジションが選べるという物であった。
手前から、ピロー本体、専用枕カバー(オプションで2枚5千円=ボッタクリ!)、ピローケース(本体付属)このほかに厚さの違う2枚のウレタン製パッドが付いていた。
これを購入したときも毎日パッドを入れたり出したりしてようやく「妥協できる」ポジションを決めた。一番低くてやわらかい側だった。ヘルニアになってからはこの高さでないと眠れなくなった。温泉旅館の硬くて高い枕は完全NG!
ひと月に一度診察をしてもらう、脳外科のドクターからの禁止事項。
・スキーなどでの転倒によって首などに衝撃を受けること
・ケンカなどで首に衝撃を受けること(私の顔を見てまじめに言っていた???)
・酒に酔って正体をなくし、そこいらで転んだりして首に衝撃を受けること(これは反論できない)
・酒に酔って正体をなくし悪い姿勢で寝入ってしまうこと
今年の冬にネット通販で購入した(このときは腰痛対策だったが)8cmの低反発マットと同時使用で寝ているときのポジションがしっかりして、これも必ず効いている(と思っている)。