渡辺貞夫クインテット2006

昨夜は久々にLIVEを聴きに行く。「渡辺貞夫クインテット2006」IN新潟LOTS。2002年のFIFA　WORLD　CUPのオープニングイベントでパフォーマンスをするために来港（当地では来訪することをこう呼ぶ（…ときもある）開港五港のひとつだった事への拘りか）して以来、ナベサダは再びよく当地を訪れるようになった。昨年はある高校でのクローズド・コンサート（！）だったので聴けず。

往年の名盤「カリフォルニア・シャワー」がブレイクしてジャズ・フュージョンが市民権を得た20数年前はデイブ・グルーシンをはじめとするアメリカ西海岸のミュージシャン、あるいはラルフ・マクドナルドにスティーブ・ガッド、リチャード・ティーなどほぼスタッフのメンバーといった具合に、キラ星のようなミュージシャンを引き連れて毎年のように来港し、1000人以上入るホールを満席にしていた頃が懐かしい。

　　　　　　　　　　　　　新潟LOTS　開演前　〔P506iC　レタッチ＆トリミング〕

最初は座席は200席も用意されていなかったはず、開演時間が近づくにつれ後のほうでイスを準備する音が聞こえた。最終的に300人近く入っただろうか…渡辺貞夫も春のツアーは小ホールやライブハウスで行いたいと発言している。ただし、このホールはオールスタンディングを意識してかステージが高すぎる、小さいホールでの一体感が得にくかったことが残念。私は、同伴者が一番で並んでくれたため、前から3列目ど真ん中の席をゲット、ナベサダからは5ｍも無かったはずだ「幸せ」

73歳になるそうであるが、若い！バックの若手ミュージシャンより元気！そして上手い！（あたりまえだが）日々の精進が伝わってくる。

今回のライブはホールだったが
　　　　　　　　　　　　　　　 ワンドリンク付（KIRINのタイアップですが…）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￥7,000－!!

「!!」はパフォーマンスに対してではない。でも7000円払うならもう少しラグジュアリーな仕掛けが欲しかった。おととしのツアーで使った天寿園という会場が（ジャズのライブをやるには）ひどく、客の入りも少なくかつ入場料も破格のバーゲンプライス（たぶん大赤字）だったことからの反動かもしれない（笑）

「ワンドリンク付」は良かった（当然（!?）ワンでは済むはずもないが）適当に酔いも廻り、大人しい新潟のオーディエンスも一曲目からヤンヤのコールで会場を盛り上げた。

ただ、ステージの最中でトイレに駆け込む輩（私も）が多かったのはチョットかっこ悪かった。★