いつもの海岸道路を走り冬の日には荒波逆巻いた関屋分水路河口脇(↓)を通る、今日はべた凪まったくのプール状態。

2006/2/4 GR D
松尾芭蕉(おくの細道)と北原白秋(砂浜)のおかげで日本海といえば荒海というイメージができてしまったが、地球規模で見れば溜池のような海=実は、季節風さえ吹かなければ潮の満ちひきも無く、あっけないくらいに大人しい。
今年、「今日の荒海」(シリーズと呼ばれている)で一番大きな浪は(GR Dでの撮影はなく掟破りであるが)これ

2006/2/27 Caplio G4wide 95mm相当 〔概出〕
この浪の高さを30mくらいと直感的にとらえていたが、実際にはどのくらいあったのかと思い天気のよい日に現地を訪れた。

2006/3/9 Caplio G4wide 95mm相当
高浪の写真の防波堤の裏側、見えている水面は日本海ではなく信濃川。
前のエントリでバクダッドより危険と書いた防波堤の上に止まっているトラックの高さが2mほどであるから、電柱の高さは8mくらい、防波堤も同じくらいであろう。やはり浪の高さは30m近くは有りそうだ。

2006/3/9 Caplio G4wide 60mm相当
この場所で高浪が立つ理由は信濃川の突堤が浪の行方を絞り浪のエネルギーが集中するから。
「観光スポットたるポテンシャルは在る。」