今日も屏風まつり、今日の屏風は鮮魚店、その名も うおや。
ここは昔ながらの町屋ではない、明るく清潔な鮮魚店の店舗内である。その割りに露出が暗く
いいムード(?)が出てしまった(笑)
江戸末期の狩野派の画家の作品との説明があった。ここは、店舗の壁面に屏風を壁画風に貼
りつけてある。屏風の下には螺鈿も鮮やかな置き地袋(?)=ようは飾り棚が置いてあり、明るい
室内、華麗な狩野派の画風とも相まって華やかな雰囲気。

〔 D100 / 12-24mm F4 〕
うおや さんのメインテーマは当時のエキゾチック文化としての支那なのだろう(上2枚)、飾り棚
の上に置かれた置物も屏風の画とマッチしている。
店の入口に近いコーナーは和風の展示もある(3枚目)、おなじみ二宮尊徳像。バックの屏風は
勧進帳か…

〔 GR Digital 〕
ここまで来て再び云うことを聞かなくなって近いところにしかピントの合わなくなったGR Dで上
の画をクローズアップ。
この日は夕方の散策だったためこの店に辿り着いたときは閉店の片付けの最中だったが、入口
のガラス越しに中を眺めていたら店の人が目ざとく私を見つけ、中に引き入れてくれお茶まで
出してくれた。 「謝謝!」