秋分の日の2時間ほどの滞在でのネタで、今週は屏風まつりウィーク。
今日は北限の茶所村上の茶舗 九重園。
現代和風の洗練された店を通り、奥へ入るとやはり町屋造りになっていて土間のたたきがつづ
く、ただしこの店は間口も広く取ってありたたきの両側に座敷が取り付いている。
城下町村上は菓子舗や茶舗も多く、かつての城主が茶道の文化を大切にしてきたことがしのば
れる。越後の国の小さな藩ではよく言えば質実剛健、見たままに云えば貧乏な藩も多かったは
ず、北国にあってみやびな香りの残る小都市だ。
ちなみにara_umi的にはこの店に入ったときにチラとだけお顔を見せていたこの店の女将さん
の美しさが一番心に残った(笑) ←こればっか…

〔 GR Digital 〕
流石に老舗茶舗という演出。
町屋の常でここも薄暗く、人工照明の色かぶりがあったほうが雰囲気が出そうなのだが、屏風
の下地に使ってある金銀色の華やかさを出したくて、カメラのWBをいつもの屋外のほかにオー
トでも撮映、今回はそちらをUP。