熊手

振り返る時間もなく過ぎた2006年を、せめて正月休みの間にしっかり整理して、あわせて新年の計画も立
てるはずだった正月二日も何事もなく三日目に突入しようとしている。
昨年と同様に順天堂大の山登りスペシャリスト、今井正人の機関車のような走りをみながら「やっぱり正月
は寝転んで駅伝を観るのが最高。」となる、今日は一日中ヒッキー（笑）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔　GR Digital　〕

子供の頃、親に連れられて歩いた大晦日深夜の神社の境内。今よりもずっと熊手などの縁起物の出店は
多かった。商売をやっていた父親はひやかし半分で熊手売りの香具師に声を掛ける。

ara_umiの父　「その5千円の熊手が欲しいのだが、3千円くらいになるのかい？」

（熊手売りの）香具師（1）　「しょーがねぇなぁ…、正月だし、縁起物だ!!それでいいよ。手を打とう!!」

（一緒にいた）香具師（2）　「おぅ、おぅ、お目出度とうございます、景気づけに三本〆をさせていただきます。」

　いつの間にか、廻りの人も集まってくる

香具師（1）　「それでは皆さん、お手を拝借。いよぉ～お…」
　
　　　　パンパンパン！　パンパンパン！　パンパンパンッ　パン！

香具師（2）　「5百円!?」

　　　　パンパンパン！　パンパンパン！　パンパンパンッ　パン！

香具師（2）　「5百円!?」

　　　　パンパンパン！　パンパンパン！　パンパンパンッ　パン！
　
香具師（2）　「5百円!?」

香具師（1）　「はいっ！お目出度うございました、熊手が3千円、手締めが千5百円、合わせて4千5百円に
　　　　　　　　なりましたぁ！」


【11月28日追記】

2007年も、ほぼ11/12ヶ月経過。今年もよく写真を撮ったけれど1月1日に撮影したこの1枚の写真は
いまだに今年のお気に入りのNO.1
じっくり撮っているようにも見えるが、正月の初詣の参道で多くの参拝客がひしめく行列の中から隙間を
突いて撮った一瞬のショット。

　　　　　　　ということで、GRブログ　「トラックバック企画『スナップ』に参加」　します。