金襴緞子の 帯しめながら
花嫁御陵は なぜ泣くのだろ
越後新発田の旅、今日は
蕗谷虹児記念館。
新発田市出身の画家、蕗谷虹児(ふきや こうじ)の
コンパクトな画集が新潟市の書店で
平積みになっていたのが目に留まり、恐る恐る(笑)手にとって、開いて、一瞬で落ちる(笑)
街の中央に建つ瀟洒な美術館で、清楚な中に妖しさも秘める虹児の世界に少し浸る。
ただいま
蕗谷虹児展開催中 東京方面の方はこちら

『令女界』表紙、昭和11年3月号
その後、新潟でも

『日本むすめ「幻想五景」黒船』部分、昭和13年

〔 GR DIGITAL with GW-1 〕
蕗谷虹児は幼い頃、竹久夢二の絵を模写していたと言うから、その流れにあることは間違いないが、
ara_umi的にはその川下には必ず
この人の影も見える(笑)
蕗谷虹児と上村一夫を結びつけてしまうやうな倒錯(?)した
思考ではない、蕗谷虹児への正当な入口のひとつは
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